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2021.12.08
レポート
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世界の栄養課題撲滅を! 日本栄養士会がラオスへの栄養支援を発表
すぽとり編集部

「公益社団法人 日本栄養士会(代表理事会長:中村丁次)」は8日、「東京栄養サミット 2021」の公式サイドイベントとして、プレスセミナーを実施、世界の栄養課題の撲滅に向けたコミットメントを発表した。また、同会はコミットメントの実現の第一歩として、ラオス人民民主主義共和国への支援を決定した。

セミナーの冒頭、中村氏は「世界では低栄養と過体重の二重負荷が起きていて、新型コロナウイルスの蔓延によって状況は悪化。2019 年に比べて飢餓が(世界人口の1/10にあたる)15%増加し、特にアジアとアフリカでは深刻である」と危惧したうえで、「持続可能な栄養改善の基礎・基盤を構築するために、栄養の専門職の要請と配置を行う」と述べた。

また、世界の状況を踏まえ、「アジアを中心として、正式な依頼があった国に管理栄養士・栄養士等の教育や養成、栄養士制度の創設を行う。また、栄養士制度が既にある国に対しては、留学など行って、スキルアップの支援を行うことで、世界の栄養不良の撲滅に貢献する」と述べ、栄養士会として、惜しみない”栄養途上国”への支援する方針を示した。ラオスへの支援は2022年から8年間と長期にわたり、同国の情報収集、学校給食制度の創設、栄養士の養成と就業支援など、本格的なインフラ整備を行っていく。栄養士会では、すでにベトナムに対して人的・知的支援、交流を行っており、ハノイ医科大学で栄養士の養成カリキュラムを受けた第1期生がビデオで登場し、今後の意気込みを語った。

また、今季メジャーリーグMVPに輝いた大谷翔平選手(MLB ロサンゼルス・エンゼルス)らトップスポーツ選手の栄養サポートを担当する管理栄養士・大前恵氏が登壇。大谷選手とのエピソードを踏まえて、トップスポーツ現場での活動例を説明した。会場の外では、出展ブースが立ち並び、災害時に活躍が期待されるニュートリション・エデュケーション・カーの機能紹介など、各分野で栄養が役立つことをPRした。

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すぽとり編集部