料理家で世界を知るトライアスリートでもある高橋善郎さんのレシピ開発企画「二刀流の流儀」。
日ごろのトレーニングや大会出場時など高橋さんの体感を基に、どんな物が食べたいか、何を食べたらいいかを踏まえて、トライアスロンを構成する3種目、スイム・バイク・ランを愛する人たちに向けて、摂取するタイミングにも言及したスポーツフードを提案します。
バイク中の補給食
こんにちは! オリンピックに続いてパラリンピックが開催されている最中ですが、熱狂の2カ月が終わろうとしています。五輪ロスに陥る人もいるのではないでしょうか?
開催前は賛否両論ありましたが、純粋に選手の活躍に感動して僕個人としては開催して良かったと思うスポーツの祭典でした。
そして、気候的にも運動しやすい時期になってきましたし、オリパラを観てスポーツを始めた方や健康的な体作りに改めて意識を持った方も多いと多いでしょう。
僕も9月中旬に熊本で行われるトライアスロンのレースに参加予定でしたが、開催中止になってしまいました。レースに向けて体の基盤を作ってきたので、変わらず日々適度な運動をして、日々のごはんや晩酌を楽しみながら過ごしています。
前回のコラムではバイクトレーニングの際に意識しておきたい食事のポイントについて書きましたが、今回は運動(走行)中の補給食について書きたいと思います。
実際、ロードバイクやトライアスロンのレース中では液体状の補給食が多いと思いますが、普段のトレーニングシーンではバイクから降りてちょっと一休み、その間に補給食を摂るという方が多いと思います。
なぜ補給食が必要かというと、長時間にわたる激しいスポーツの最中、極度の低血糖状態に陥る「ハンガーノック」などの障害を防ぐためです。スポーツを行う際は当然、体が資本であり、安全・安心が大前提なので、こういったことも注意が必要です。
補給食は、今では固形状・液体状と豊富なバリエーションで商品展開されていて好みの物を見つける楽しさがあります。僕はようかんが好きでよく食べるので、今回はようかんの原料・あんことエネルギー補給では定番のバナナを使ったフルーツサンドをご紹介します。たかが補給食、されど補給食、せっかく摂るなら効率の良さはもちろん、気分も上がる補給食の方がいいですよね。
料理時間
10分
あんこのフルーツサンド
レシピ
【材料(2人分)】 | |
食パン(8枚切り) | 4枚 |
粒あん(こしあんでも可) | 80g |
バナナ | 1本 |
ゴールドキウイ(グリーンキウイでも可) | 1個 |
【A】 | |
マスカルポーネチーズ | 80g |
はちみつ | 大さじ1 |
作り方
STEP:01
バナナとキウイはそれぞれ皮をむく。バナナは3等分の輪切りにし、キウイは5mm幅の輪切りにする。ボウルに【A】を入れ、混ぜ合わせる。
STEP:02
食パン2枚に粒あん、もう2枚に【A】をそれぞれ半量ずつ塗る。
STEP:03
【A】が塗ってある食パンにバナナ、キウイをそれぞれのせて、あんを塗った食パンをのせてはさむ。ラップで包み、軽くおさえたら冷蔵庫で10分ほど置く。半分に切り、お好みでチャービル(適量:分量外)を添える。
今、フルーツサンド自体ものすごく流行っていて都内では専門店も増えていますよね。見た目も映えるのはもちろんですが、実は栄養効率も高い料理なのでお好みのフルーツを使えばアレンジの幅も広がる補給食に。
そして、水分補給においては喉が渇いてからでは少し遅いので、こまめにとることが必要ですが、補給食を食べるタイミングとしては「小腹が空いたら」がお勧め。消化が良い食材、エネルギーになりやすい食材を使用しても消化に多少は時間がかかりますのでエ、ネルギー切れを起こす前に補給することが大切です。
ただ、比較的ハードなバイクトレーニングの際は胃にも負担がかかるため、固形物を受けつけなくなる時もあります。そんな時は無理せず、市販の液体補給食に切り替えるなどあくまで自分の体調と相談しながら補給食をチョイスするのがベストだと思います。 フルーツサンドを買う方も多いと思いますが、手軽に家でも作れますので季節のフルーツを入れて楽しんでみてください!