海外に拠点を構える「NiHTEK社」は、新型プロテイン原料「Hydrolyzed NiHPRO® Protein Isolate(NiHPRO)」の日本展開を開始した。今後、食品・サプリメントの国内ブランド・メーカーへの販売を強化する。

NiHPROは、ライス(米由来)、ピー(エンドウ豆由来)を中心にブレンドしたプロテイン原料で、乳や大豆などのアレルゲンフリーであることが最大の特長。また、消化性必須アミノ酸スコア(DIAAS)が良好で、乳由来と比較してもそん色ない栄養価を誇る(同社調べ)。さらに、粉末や飲料のほか、パフ加工が可能なのでバーやシリアルなどに活用でき、用途の幅広さも強みになっている。

プロテイン摂取の多様化が進む欧米では、ライスやピーの有用性が再確認されており、原料市場に影響を及ぼしつつある。実際、スポーツニュートリション市場でシェアを獲得している米国大手のNutritech社などはNiHPROを採用した商品をすでに開発・販売している。

いまだ乳由来が主流の日本だが、展開次第でNiHPROが新たなトレンドを創出する可能性も十分あり得る。

スポトリ

編集部