みんな大好きなカレーを使おう!

こんにちは!

最近は肌寒く、だんだん温かい飲み物が欲しい季節になってきました。

今月はスープを取り上げていきます!

今回はスパイスの力とビタミンのチカラに着目してみました。

キャベツにはビタミンCの他に、胃の粘膜の再生や胃潰瘍の治癒に効果が見込めるビタミンUやビタミンKが豊富に含まれています。胃の痛みや胃腸の潰瘍に一定の効果があることがわかり、薬膳としてもにわかに注目されています。

しめじにはグルタミン酸も豊富であることに加え、ビタミンB1とビタミンB2が含まれています。ビタミンB1は身体の中で糖質をエネルギーに変える助けをするものです。ビタミンB1が不足すると糖質の代謝がうまくいかず、体内に乳酸などの疲労物質がたまり、疲れやすくなります。「血圧が高め」「血糖値が気になる」「むくみを解消したい」「便秘がつらい」などのお悩みを持つ方におすすめです。

カレー粉は「食べる漢方薬」ともいわれていてターメリック、コリアンダー、ウコン、カルダモン、トウガラシなどが入っており、冷え性や便秘など体の中を根本から整えてくれる優れものです。

そして、すべての繋ぎ役になるのが豆乳です。大豆には植物性タンパク質が約30%含まれており、そのほとんどが水溶性のため、豆乳に残っています。

吸収率が高く今回の食材達と合わせることで、バランスも取れてお味噌も入って味も旨味が増してまろやかになるのでおすすめです。


料理時間
10

きのことキャベツの豆乳カレースープ

レシピ

【材料(1人分)】
キャベツ1/8玉分(30円)
しめじ1/3株(30円)
玉ねぎ1/4個(20円)
生姜(すりおろし)小さじ1
【A】
豆乳150ml(60円)
カレー粉小さじ1
味噌大さじ1
黒いりごま適量
塩、コショウ適量
250ml
食材費合計(税込):140円

作り方

STEP:01

キャベツはざく切りに、玉ねぎは薄くスライスに、しめじは石突きを取って手でほぐす。

STEP:02

フライパンに【STEP:01】を入れ、中火で火をつけ蓋をする。軽く温まったら塩、胡椒し水と生姜を入れ軽く煮込む。

STEP:03

【STEP:02】に【A】を入れ、味を調える。弱火にして沸騰直前まで煮込む。器にそそぎ、黒いりごまを散らす。

Kei(料理研究家)

神奈川県鎌倉市出身。明治11年創業の老舗・神奈川県箱根町「箱根富士屋ホテル」でフレンチの修行を積んだ後、俳優としてドラマ、映画、舞台などに出演。その傍ら、調理師免許、フードコーディネーター認定書を取得して、料理家に転身。男性から女性に向けたおもてなし料理「僕の番ごはん」をはじめ、雑誌・テレビなどの各メディアや企業へのレシピ提供、フードイベント出演など、幅広く活動する。