ヨーロッパ食品大手・ダノン社の日本法人「ダノンジャパン株式会社(本社:東京都目黒区)」は、高吸収タンパク質を配合した「ダノンオイコス プロテイン」を発売。4月1日より全国のコンビニエンスストア、スーパーマーケットでの展開を開始した。同社は1月に続く商品の上市で、ブランドとしては初のRTD(レディ トゥ ドリンク=すぐに飲めるドリンク形状)品になる。

同品に使用される高吸収タンパク質は、「消化性必須アミノ酸スコア(DIAAS)」で高値を示しており、同社は体に吸収される割合が高く、筋肉合成にも有効利用されやすいとしている。

DIAASは、食品ごとに異なるたんぱく質含有量、アミノ酸組成、消化効率、利用効率などを総合的に評価する指標で、たんぱく質の量と質を踏まえて再評価しており、近年では新しい考え方として注目されている。

同社は上市に合わせて、週1回以上の運動習慣があり、プロテイン製品を摂取したことのある20~50歳代の男女を対象に意識調査を実施。プロテイン製品を摂取する目的として、男性は「筋力の増加・維持」、女性は「たんぱく質の摂取」が最も多かった。

たんぱく質の種類によって吸収率に違いがあることを理解する割合は7割に及び、「高吸収」をコンセプトにした商品設計は、プロテインユーザーの声に応える形になった。

同品は、1本(240ml)で18gのたんぱく質が摂取でき、砂糖不使用、脂肪0が特徴。ダノンオイコスシリーズは2020年4月の発売以降、全ラインアップでたんぱく質の含有量10g以上を担保している。

カカオエキスを採用し、本来の風味を利かした「カカオ風味」、バニラに加えてカスタードを感じる「バニラ風味」と2種類のフレーバーを用意し、運動前後に飲みやすい味わいに仕上げた。

発売に先立ち、3月28日には新製品発表会がおこなわれ、ブランドアンバサダーを務める2020年東京五輪・スポーツクライミング女子複合日本代表の野中生萌選手、お笑いトリオ「ロバート」・秋山竜次さん、タレント・磯山さやかさんが参加し、商品をPRした。

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編集部