リニューアルの詳細

◆全記事の再編集
昼夜問わずの突貫作業。記事の統廃合をしつつ、旧サイトでは実現しえない編集を施しました。一部、図表や画像の差し替えが間に合っていない部分がありますが、随時クォリティの高い物に差し替えていく予定です。

◆新ロゴ
実は3代目。間に合わせで作った初代、ミールケア社の社員さんと一緒に考えて作った2代目。それぞれ思い入れはありますが、3代目のロゴが広く知れ渡っていくように力を注いでいきます。

◆カテゴリの再編
ニュートリション中心は変わらないものの、メディカル、トレーニングを追加。追加したものの、依然、トレーニングの人材が見当たりません。どなたか力をお貸しください!

◆リクエストボックス、ランキングの実装
より良いサイトにするため、ユーザーからの声を反映していきます。ランキングは、6月中は総合(2020年2月~)、7月からは月間のランキングに切り替えます(毎月1日更新)。

サイト名を「すぽとり」から「スポトリ」に変更した影響で、当面の間、検索に引っかからないケースが想定されます。いつでもサイトに来られるよう、ブックマークをお願いいたします!

また、サイト流入分析の結果、スマートフォンでのユーザーが9割近くを占めており、新サイトはスマートフォンでの閲覧を推奨した作りになっております。

サイトの安全性を大幅に強化し、いつでもみなさんが安心して見られるサイト作りをしていきます。

全面リニューアルを迎えて(編集長コラム)

全面リニューアルの日を迎えました。

ユーザーの中には、筆者が以前、今は亡きスポーツニュートリションの雑誌を作っていたことを知る人がいるかと思います。それに当てはめれば、ようやく創刊時と同じ位置まで来たという心境です。

当時は、まだ東京五輪前。スポーツがにわかに盛り上がってきたころでしたが、会社を離れると仕事が全く進まず、社内ストーカー(仕事が作れず、社内にいづらくて、取材や営業にやたら着いて来る輩)に年中つきまとわれ、1日48時間必要なくらいの仕事量をこなさなければならなかったなど、多くの問題に頭を抱えながら雑誌を作っていました。というのは、冗談ですよ(笑)。

「ニュートリションを浸透させたい」という強い思いで雑誌を創刊したものの、自身の力をもう一度見直すため、志半ばで離れることにしました。そもそも、紙媒体には限界を感じていたこともあります。

ちょうどそのころ、スポトリの運営元「ミールケア」の伊藤、丸山両副社長と出会いました。同社内でスポーツニュートリション事業を推進している方々です。

筆者ができること、やりたいことを伝えると、「一緒にやりましょう!」と声をかけていただき、消えかけていた心の火が再び燃え上がり、スポトリが生まれたわけです。伊藤、丸山両副社長、そして同社を率いる関社長なくしてはスポトリは語れません。

この3年間は取材がままならないこともありながら、オンラインを中心に進め、何とか難局を乗り越えてきました。オンラインの便利さを痛感しながらも、やはり対面取材の魅力には勝てません。その人の熱や思いがダイレクトに伝わり、心が震え、筆(入力)に力が入るからです。

スポトリで人物を焦点にした記事が多い理由はまさにここ。何をやるにしても、結局は人。筆者もこれまでの人生、何十度と人との出会いに助けられてきました。それは、知識や情報よりかけがえのないもの。

文章が長い? そこは譲れません。人が持つパワーは、SNSレベルの短文で到底伝えられるものではなく、こたつ記事やコピペ記事、AIでも絶対に表現できない。だから、こだわっているのです。

新生スポトリでは、多くの人にかかわってもらい、成長させていきたいと願っています。決して、今までそれを考えていなかったわけではありません。常に頭の8割を占めていました。

天の時(リニューアルした今)、地の利(新しいデザイン)、人の和(みなさんの力)がそろう時期をうかがっていたというのが正直なところです。

徳川家康を祀った日光東照宮の陽明門には、さかさまに立てられた柱があります。これは、「満つれば欠ける(建物は完成した瞬間、崩壊が始まる)」ことから、あえて未完成のままにして災いを避けると伝えられています。

筆者は「追求に終わりはなく、成長し続けなければならない」という意味で捉えていますが、スポトリも同様に、急速に変わりゆく時代に合わせ、多くの人と手を取り合いながら作り上げ続けていきます。

リニューアルで終わりではない――そう決意表明し(誰に?)、文章を締めくくりたいと思います。